サポートスタンス

企業の総合診療医

 総合診療医とは、「Subspecialtyを持った上でどのような疾患にも対応し、未診断症例には速やかに正確な診断を行い、速やかな治療を行うことができ、場合によっては患者のことを考えた専門医との連携を円滑に行うことが出来る医師(日本病院総合診療医学会)」と定義されています。

 つまり、「速やかな診断と治療を行い、患者様のことを考え、専門医との連携ができる医師」が「総合診療医」です。

 当社は、成長支援から再生支援に至るまで、企業のライフステージにおけるさまざまな経営課題の解決を “企業の総合診療医”として、“M&A”などの手法も活用しながら、ハンズオンでサポートさせていただきます。

 全ての企業は、大なり小なり経営課題を抱えています。

 企業の経営課題を病気と例えるのは語弊があるかもしれませんが、経営課題を放置しておけば、初期には軽度であった経営課題も時間が経つに連れ肥大化し、企業成長における機会損失を被るばかりでなく、やがては企業の存続をも脅かす重大な問題になりかねないことは、人が初期の軽度な体調不良を放置したために、その後に重大な疾患となってしまうことに酷似しています。

 当社は経営課題を初期段階で検知し、企業の健全で継続的な成長に向けて、その経営課題の解決策を速やかに提案、その実施を適切にサポートする「総合診療医」でありたいと考えています。

 当社だけでは解決できない課題が発生した場合でも、当社の豊富な専門家とのネットワークを活用し、専門家と共に困難な経営課題の解決に全力を尽くします。

 例えば、「頭が痛い」場合、いきなり大病院の脳神経外科などの専門医の診療を受けに行かれるのはどうでしょうか?
「頭が痛い」との症状もその原因は様々です。

 こうしたケースこそまず「総合診療医」に相談し、その後、必要があれば「専門医」を紹介してもらうのが望ましいと思います。
企業が経営課題を抱えている場合も同様で、いきなり「専門医」に相談するよりも、まずは「総合診療医」にご相談されるほうが、効果的で費用も安く抑えられるのではないでしょうか。

 経営課題の解決についてご思案の際は、まずは「企業の総合診療医」を標榜し、“M&A”や“企業再生”などの豊富な経験と実績を持つ当社にお声がけ頂けましたら幸甚に存じます。

オペレーションを重視したサポートサービス

 企業業績(財務諸表)を分析して収益性の向上等をアドバイスする手法は良く見受けられます。利益を増加させるために財務諸表の数字だけを見て、合理化や経費の節減を実施する手法です。

 確かにこの手法を用いれば短期的な利益増加は実現できるかもしれませんが、企業の継続的な成長を実現するのは難しいと思います。当社は結果である企業業績(財務諸表)の分析はもちろん実施いたしますが、原因となる企業活動、オペレーションの強化を重視したサポートを実施します。

 例えば、当該企業の中長期的に必要な施策であれば、短期的な利益を犠牲にしてでも実行することを提案することもあります。結果(財務諸表)を分析して、原因(企業活動)にフィードバックして改善を図ることは経営の基本ですが、分析結果による改善活動が単に経費削減等の短絡的な施策に陥り、企業の活動能力を低下させることが無いよう、課題の原因究明と恒久対策の実施のサポートに努めます。